エリックと会ったこと。
地元のオースティンに来ていたので、ただあいさつをするつもりで会ったら、まさか、話がこんなに盛り上がるとは思ってもみなかった。彼は、ドキュメンタリー畑の人間で、私はドキュメンンタリーは撮らないからね。ところが、彼は本の背後にいる人間を見据えたドラマのアイディアを持っていたんだよ。
ドキュメンタリーの製作者たちともあったけど、TVのネットワークで放映するのでは、表現を和らげるような政治的圧力がないとは信じられなかった。その点、ジェレミー・トーマスは、劇映画としてアプローチしてきたし、彼はいわゆるハリウッド・システムとは違うファイナンスができる。

この映画のアンバーに似ている。テキサス東部でファーストフードを食べて育って、食物について特に何も考えてなかった。高校の保健の先生は、ハンバーガーとポテトフライとシェークは栄養バランスがとれてるって言っていたし。肉を食べなきゃ死ぬと思っていた。大人になって、食肉業界は環境に大きな負荷を与えていると知った。

ヘルシーなファーストフードだってある。なべで作られていれば、ね。このファーストフードがそれほど悪いという理由は、企業が調理する人間に金を払いたくないということにある。もし、訓練された調理師を雇えば、良い給料を支払わなければならないのだから。そこですべて工場で加工して、冷凍、フリーズ・ドライする。だから、もし、このファーストフード・ビジネス・モデル、すべて管理され、コストダウンし、人々を物のように扱うモデルを取り払えば、実に健康的なファーストフードが食べられる。

私の映画を観た人がもっと健康的になることを学んでてくれたら嬉しい。健康的な食生活を送るチャンスだ。一日に8時間もTVを見て過ごす人々の暮らす文化圏で、家族のために食事の支度をするのにあと15分余計にかけることができないなんて皮肉じゃないか?
映画が、自分の食物連鎖に関係している知らない人々について考えさせるきっかけになったら誇らしいと思う。